【全てのプラン業界最安値】DMM mobile 3/26の価格改定で!

※特に記載がない場合、この記事での価格は税別です。

高速通信1GB分が付いて月額660円。

自宅には固定回線が引いてあるし外で動画とかも観ないという方や、格安SIM使った事ないからちょっと試しにという方にピッタリの魅力的なプランです。

私もその魅力に惹かれ、今年の1月から使い始めている「DMMモバイル」ですが、今日(2015/3/26)発表された価格改定がすごく分かりやすく、おすすめ出来る内容になっていたので比較しながらご紹介。

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改定内容

今回の価格改定が何と言ってもすごいのは、多種多様なプラン全てで業界最安値で挑戦してきていること。

価格は据え置きで高速通信分を増量するところが多い中、容量そのままで料金を値下げかつ業界最多プラン数で自分に合ったプランを選べるのは嬉しいですね。

業界最多プラン数・全プラン業界最安値】
DMM mobileは2015年3月26日より新たに2GBプランを追加し、
価格を全プラン最安値にてご提供致します!

  1. 今後他社より1円でも高い場合はさらにお安いプラン料金のご提案に挑戦!
  2. 価格を下げても通信や通話の品質はそのままに!
  3. すでにご契約中の方も3月分の料金から新価格を適用!

※基本料金が対象になります。通話料・SMS送信料・オプション料金・各種手数料・端末料金は対象外になります。
※他社の一時的なキャンペーンや、弊社原価を下回る場合は除きます。

情報元:DMM mobile 業界最安値挑戦! – DMM mobile

改定されたプラン内容を種類別に比較していきます。4月から適用されるIIJmioの増量プランも参考に記載。

【追記】※5/28、遂に他社に対抗して最安値を更新しました。表では最新の価格を記載し、値下げ額はサービス開始からの値を記載します。表の終わりに変更箇所をまとめていきます。

データSIM(1枚)

容量 新料金(値下げ額) 円/GB 参考 IIJmio
1GB 660円(0円) 660円 なし
(NEW)2GB 770円(なし) 385円 なし
3GB 850円(430円) 283円 900円
5GB 1270円(510円) 254円 1520円
7GB 1880円(400円) 269円 なし
8GB 2140円(640円) 268円 なし
10GB 2250円(1430円) 225円 2560円

音声・データSIM(1枚)

容量 新料金(値下げ額) 円/GB 参考 IIJmio
1GB 1260円(200円) 1260円 なし
(NEW)2GB 1470円(なし) 740円 なし
3GB 1550円(430円) 517円 1600円
5GB 1970円(410円) 394円 2220円
7GB 2580円(400円) 369円 なし
8GB 2840円(740円) 355円 なし
10GB 2950円(1530円) 295円 3260円

最大SIM3枚のシェアコース

容量 新料金(値下げ額) 円/GB 円/SIM 参考 IIJmio
データ3枚
8GB 2140円(640円) 268円 713円 なし
10GB 2250円(1430円) 225円 750円 2560円
通話1枚+データ2枚
8GB 2840円(740円) 355円 947円 なし
10GB 2950円(1530円) 295円 983円 3260円
通話2枚+データ1枚
8GB 3540円(840円) 443円 1180円 なし
10GB 3650円(1630円) 365円 1217円 3960円
通話3枚
8GB 4240円(940円) 530円 1413円 なし
10GB 4350円(1730円) 435円 1450円 4660円

【最安値更新による変更箇所】

  • 2015/5/28 ぷららモバイルの7GBが「データ専用 1886円・音声対応 2586円」となった事で、それぞれ「2040円/2740円」だったものを160円引きの「1880円/2580円」へ変更。

私が利用している「データ専用 1GB」の最安プランは変更なしなのが残念ですが、それ以外のプランは大幅な値下げが行われています。

「DMM mobile」はdocomoから回線を借りて「IIJmio」を提供しているIIJ社のものを使っているためか、価格改定前のプランはIIJmioの提供プランと被らないようになっていたのですが、IIJmioが増量を発表したのもあり全てで被っています。しかも、安い!

個人的に注目しているプランは、データ専用SIMの3GBと5GBブラン。1GB当たりの単価が200円台ととても安く運用できるからです。

大容量で使う場合のシェアコースもよりお得に。SIM1枚で7GB以上を使おうか悩んでいる方には、シェアコースがおすすめです。

最大3枚まで使えるシェアコースでは8GB・10GBプランがありますが、追加SIMがデータ専用SIMの場合は1枚でも2枚でも料金は変わらないので、最大枚数を申込んで家族で分けあったりタブレットやWi-Fiルーターなどに使ったりする事をおすすめします。

おすすめ出来る理由

●高品質と定評のあるIIJの回線を使っている

最も重要な理由がこれです。どんなに安くても通信品質が悪ければ意味がないからです。

docomoのMVNOとして数多くの会社が格安SIMを提供していますが、その中でもIIJmioは通信品質においていつも高い評価を受けています。その理由は、広告費はほとんど掛けず、その分設備投資に使って余裕を持たせているとの事で、現在家族で使っているIIJmioの回線があるのですがほとんどの時間で安定した通信速度が出るのを実感しています。

他にも特徴となる機能「クーポン」「バースト転送」などがありますが、通信品質を含めそれらの機能はこの「DMM mobile」でも使えます

●全てのプランがIIJmioを含め全MVNOの中で最安値

高品質な回線を使っているにも関わらず、「DMM mobile」では提供しているプラン(計12種類)全てで最安値に挑戦しています。適用も今月分からとのことで、既に利用している方にもうれしい内容になっています。

また、今後もしDMM mobileよりも安くするところがあれば、(原価割れしない範囲で)それに対抗するということなので安心して使い続けれます

音声通話対応SIMで最安のプラン(1GB)なら、1260円という驚きの価格です。

●スイッチで高速通信容量コントロール出来る

大手3キャリアが提供しているプランでは、パケット通信の容量は全て月初めからカウントされ使い切ると締め日まで低速化しますが、格安SIMを提供している会社の中には高速通信を自分で制御できる機能を設けているところもあります。「DMM mobile」もその一つ。

この機能があることで、高速通信をそれほど必要としないWeb閲覧やメール確認、機器を使っていない時のバックグラウンド通信などに発生するパケットを高速通信容量から除くことが可能です。つまり、少ない容量のプランでもこまめに管理すれば月末まで快適に使い続けれるということです。

こまめに管理するには、ON/OFFスイッチを切替え安い環境が必要となる訳ですが、今まではWebの「DMM mobile – マイページ」にアクセスする方法しかありませんでした。しかし、昨日Android版の専用アプリが発表され、iOS版も近日公開予定とのこと。サービス改善に積極的なところがより魅力を高めます。

●低速モードでも快適に使える仕組みがある

前の項で高速通信容量をコントロール出来るということを扱いましたが、低速モードになったら使いものにならないのかというとそうではありません。

低速モードでは最大200kbpsという事になっていて、この速度でもWeb閲覧程度ならなんとか使えるのですが、IIJmioで提供されている「バースト転送」機能がDMM mobileにも適用されていることで快適に使えるようになっています。

「バースト転送」とは、最初の通信(約75KB)を速度制限なしでダウンロード出来る特別な機能のこと。

通常200kbpsの回線で75KBのデータをダウンロードするには約3秒かかりますが、この部分が高速でダウンロードが出来るため、軽めのサイトを開いたりメールやTwitterの更新といった通信では低速化を感じにくい仕様になっています。

参考記事:IIJmio meeting #3:LINEやTwitterは200Kbpsでも快適?――IIJ佐々木氏が通信品質のこだわりを語る – ITmedia Mobile

●余った通信量の繰り越しと月ごとのプラン変更が可能

 ひと月に使うのはこれぐらいかなと予想を立ててプランを選びますが、実際は月ごとに使用頻度に差があったりするものです。

DMM mobileでは割り当てられたものの使い切れなかった通信容量が自動的に翌月まで繰り越されるようになっています。

また、月ごとに様々な容量のプランへ変更可能ですので、「試しに1GBプランにしたけどちょっと足りないから2GBに増やしたい」とか「普段は2GBで足りるけど来月は旅行があるから多めの容量に変更したい」という場合も無料でプラン変更できて、経済的です。

注意点は、SIMカードが【SMS非対応データ専用SIM/SMS対応データ専用SIM/音声対応SIM】と3種類あり、無料で出来るプラン変更はそのSIMカードで利用可能なプラン内ということ。データ専用プランから音声対応プランへ変更などSIMカードの種類が異なるプランへの変更には、SIMカード発行・変更手数料(2000円+税)が必要となります。

●毎月の利用料金に応じて10%分のDMMポイントDMMギフト券が付いてくる

高品質で、料金は業界最安値。おすすめ出来るには十分の理由が揃っているのですが、DMM mobileではさらに利用料金に応じた「DMMポイント」まで付けてくれます。

利用料金の10%の「DMMポイント」がプレゼントされ、使用期限はプレゼントから1ヶ月。

「DMMポイント」はDMM内でのみ使用できるものですが、例えば、DMMが行っている動画・通販・レンタル・電子書籍サービスの支払いに当てることが可能です。

詳しくはこちら:DMMポイントで利用できるサービスは何ですか? DMMヘルプ

 【2015/4/8追記】4/7より、「DMMマネー・ポイント・DMMギフト券」が統合され「DMMポイント」となりました。DMMギフト券よりも使い道が広がったようです。有効期限については現在確認中。
【2015/4/12追記】有効期限は、DMMギフト券の時と同様に付与から1ヶ月とのこと。情報元はこちら。

●セット購入可能な端末が分割で払える

既にSIMフリーもしくはdocomoのスマートフォンを持っている方が利用する場合はSIMカードの購入費(3000円+税)だけで済みますが、初めてスマートフォンを持とうとする方やauやSoftBankを利用しているけど料金を抑えたいので格安SIMにしようか考えている方の場合、使いはじめるにはまずスマートフォンを手に入れる必要があります。

ストレスなく使えるスマートフォンを購入するとなると大抵の場合2万円以上、高性能なものだと5万円ほどするものもあり、これを一括で購入するとなると大変かもしれません。

個人的には、自分でAmazonや楽天市場などから直接購入する方が安く済む場合があるのでおすすめですが、初期費用があまり用意できない場合には分割での購入を選択するのもありだと思います。DMM mobileでは、一括購入と分割24回払いが選択できます。

現在DMM mobileで販売している端末の価格とAmazonの価格を比較すると2000~4000円ほどしか違わなかったので、分割で基本料金に月1000円~2000円プラスして使っても納得のいく価格だと思います。

残念な点

●データ1GBの最安プランの価格据え置き

1GBプランを提供している中で最安だったのが元々DMM mobileだったという事もあり、改定後の現時点でも同じ容量では最安ですが残念です。

各回線ごとに一定の固定費が必要なのかもしれませんし、元々安いのにこれ以上安くすると利益がほとんど残らないという理由があるかもしれません。

でも、新設された2GBとは110円・3GBプランとは190円しか違わなくなったので、気軽にちょっと料金を追加するだけで容量を倍以上に増やせると考えたらいいのかも。

●一つのDMMアカウントでは、1契約(シェアプランで最大3枚)までしか契約出来ない

DMM mobileでは、一つのアカウントで1契約しか出来ない仕様になっています。つまり、SIM1枚のプランか最大3枚まで使えるシェアプランどちらか1つしか契約出来ないという事です。

例えば、1GBプランで十分だけどスマートフォンとタブレットそれぞれで使いたいという場合、もし2契約可能なら1GBプラン×2で1320円で済むわけですが、1契約のみのため最安でもシェアコース8GBプランの2140円掛かってしまいます。

その点、IIJmioでは同じmio IDで複数の契約(音声は最大5回線)可能ですので、DMM mobileでも今後改善して欲しいところです。

●200kbpsの低速モードで366MB規制がある

この制限はIIJmioと同様の条件となっています。200kbpsの低速モードで直近3日間の通信量が366MBを超えた場合、さらにキツイ規制が掛けられます

この状態だと、かなり厳しく通常の使い方はほぼ出来ないようです。ただし、この規制の期間でも高速データ通信をONしてる間は規制は適用されません。

情報元:DMM mobileでは通信制限はありますか? DMMヘルプ

●直近3日間の通信量が確認できない

Webのマイページや専用アプリで当月の残容量の確認はできますが、直近3日間の通信量は確認できません。

前の項にある366MBを規制があるため、是非対応していただきたいところです。もちろん、高速データ通信ON時とOFF時の通信量は分けて表示する必要があります。

●IIJmioが導入したような音声通話割引サービスがない

IIJmioでは、みおふぉん(音声通話対応回線)契約者が使える通話料割引サービスが4月から提供されます。

専用アプリもしくは発信時に指定プレフィックス番号を付ける事で通話料が半額になり、同じmio ID間の通話はさらに20%引きと家族向けの割引もあります。

しかし、現時点でDMM mobileではこのような割引が発表されていないので、検討していただけるとうれしいです。

●その他、他社とも共通する点

 DMM mobileだけでなくdocomoのMVNOに共通する点としては、SMSオプションを気軽に変更出来ないという点があります。

データ専用SIMは「SMS非対応」と「SMS対応」で分かれているため変更したい場合はSIMの交換手数料(2000円+税)が掛かってしまいます。

auのMVNOである、UQ mobileやmineoでは最初SMSオプションを付けていないSIMカードでも追加が簡単にでき、しかもSMSオプション料は無料です。

まとめ

正直な所、この価格改定が発表される前までの時点では、DMM mobileは今月で解約しようかと考えていました。

価格と通信品質については満足していましたが、IIJmioが4月から適用すると発表した内容が良かったので、家族で使っているIIJmioの回線を増やして使おうかと考えていたから。

また、今年は現在複数持っている電話回線を減らし、メインの回線も格安SIMで運用するという目標があるため家族間割引があるIIJmioでファミリーシェアパックを契約しようと思っていたというのもあります。

しかし、プランの柔軟性が高く、料金はこれからも最安に挑戦していくという「DMM mobile」の明確な指針が現れた価格改定を見てこれからも使い続けたいと感じましたし、このプランの良さを共有したいと思わされました。

通信量無制限の使い放題プランはありませんが、無制限プランで通信品質を高く保てないのであれば控えた方がいいと個人的には思っています。実際、低速モードでもある程度使えて動画視聴などしっかり使いたい時に高速データ通信をONにするという使い方で今のところは十分間に合っているからです。

今はまだデータ1GBプランしか使っていないのですが、今後他のプランに変更したり価格改定後の通信品質に変化がないかを確認して行きたいと思っています。

訂正や追加情報などありましたら、お気軽にコメントで教えていただけると幸いです。

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