【2015/6/6 追記】5/30〜7/12までに購入で3000円キャッシュバックされるキャンペーンが始まりました!
【追記ここまで】
前エントリーでは、製品の仕様と対応バンドについて扱いました。
このエントリーでは、製品到着後一週間使ってみて感じた点などについて。
外観
Amazonで購入してから2日後に到着。箱を持つと想像以上に重かった。
開けると入っていたのは最近では珍しく無いかもしれませんが、Apple製品を意識したような立派な外箱でした。
裏のシールを剥がし、上蓋を掴んで持ち上げるとスーっと中から出てきます。
中に入っているのは、【タブレット本体、USBケーブル、ACアダプタ、Bluetoothキーボード、Officeのプロダクトキー、ペラッペラの説明書】です。
タブレット自体は約640g、Bluetoothキーボードが約290gなので、外箱が重かった(実測750g)ようです。
Android版の初代YOGA TABLETと並べてみましたが、2インチの差は大きいなと改めて思いました。
デザイン自体は以前のモデルとほとんど一緒ですが、Windows版はカラーが「エボニー」になっています。(色については詳しくないので、私には黒にしか見えません^^;)
本体とBluetoothキーボードを接続(マグネットでくっつきます)させてみましたが、ノートPCと変わらない外観です。
Android版を持っているので、ここまでは予想していましたが、構造上ラップトップとして使えるとは思っていませんでした。
しかし、キーボードがタブレットとくっつき半一体化しているため、ひざの上に乗せても結構安定して使うことが出来ました。デスクなどのタブレットを置くものがない環境でも使えるというのはポイントアップです。
続いて、スタンド部を最大限広げる(目視で170°位)と、【YOGA Tablet 2】シリーズに追加された「ハング」モードになり様々な場所に引っかけることが出来ます。
「ホールド」「スタンド」「チルト」「ハング」と4つのモードの中では使う機会が少ないかもしれないですが、数名と一緒に映像を見たりなど普段使いではない時に意外と役立ちそうです。
使用感
一週間使いながら感じたことを、箇条書きで。
・モバイル通信
Windows Updateを含めバックグラウンドで大容量ファイルを送受信することのの多いWindows OS。そのWindows OSに使える通信量が月間などで定められているモバイル通信を搭載する実用性はどれほどあるのか疑問でしたが、設定をすることでモバイル通信時のバックグラウンド通信をかなり抑えることが出来た。(詳しくは別のエントリーにて)
現時点では、docomoのMVNO「IIJmio」とSoftBankのiPhone 5s用SIMで通信が出来ることを確認済み。moperaU以外は、APNの設定が必要。また、自動接続の設定をしていないと接続するたびにAPNの入力が必要。
LTE接続では、YouTubeの動画を1080pでも止まることなく観れた。
・スペック
メモリは常に1.7GB以上使われている感じ。容量も最初の時点で14GB程度と少ないので、microSDHCで拡張するかオンラインストレージを利用するかしたほうがいいかも。
・画面
家族が使っている8インチのWinタブと比べるとサイズがかなり大きく感じる。しかし、デスクトップでの作業は1つのウィンドウが現実的かも。
同じ解像度で表示させても、アイコンの大きさが異なる。(設定を色々見ていくと、初期設定自体が拡大表示となっていた)
・ユーザー名
最初からMicrosoftアカウントで登録すると、ユーザーフォルダが日本語名になる。
ソフトによっては日本語名のフォルダを使えないものもあるため、気になる方はセットアップの時点では任意のユーザー名で登録し、その後Microsoftアカウントと紐付けるといいかと。(もしくは、事前にMicrosoftアカウントの登録名をアルファベット表記にしておく)
・キーボード
初期の製品では英語キーボードの配列として認識されるため設定変更が必要だったようですが、届いた製品は改善され最初から日本語配列で認識。
パット上で2本指スワイプすることでスクロールも可能。タブレット本体とは別に充電が必要だが、一回の充電で75日以上使用でき、しばらく入力がないと自動的に省エネモードに変わる仕様。また、閉じるとタブレットがスリープモードに切り替わり、画面も保護してくれる。
ソフトウェアキーボードは画面占有率が高く効率が悪いので、物理キーボードの有無は使い勝手に大きく影響すると実感。特にデスクトップでの作業においては。
電波が干渉なのか反応が悪い時があり、1度押しただけなのにずっと入力され続けるため強制シャットダウンをしたのが2回あった。
・スピーカー
ステレオ。ドルビーデジタルプラスが標準で搭載されており、かつ画面と同じ面についているため臨場感がある。もちろん、前シリーズ同様音量も大きく今まで触らせてもらった他の機種と比べても差が大きいと感じた。
Android版は画面の回転に合わせて音量ボタンの役割が変わり(上側または右側が音量を大きくするボタンに)ますが、Windows版は固定されているようで画面が回転しても変わらない。
・充電
付属ACアダプタを使うと5時間で満充電可能だが、それ以外ではかなり遅い。
Anker 40W 5ポート USB急速充電に繋いでみたが、ほとんど電流が流れず10時間経っても満充電出来なかった。
・ソフトとアプリ
余計なソフトが入っていない(ファイルをAndroid機と送受信するための「SHAREit」ぐらい)のはプラス点
。Windowsストアから購入するアプリについて言えば、Windows機としてデスクトップ用ソフトを使うのが目的で購入したのであまり期待していないが、やはり種類は豊富ではない。
ただ、現時点で私が必要な(Windows 7まで使っていた)デスクトップ版のソフトでインストール出来ないものはなかった。
・USB接続
microUSB端子にホストケーブル(OTAケーブル)を繋ぐことで様々な入出力デバイスを利用できる。
しかし、タブレットPCの弱点ではあるがパワーが必要なデバイスを繋げると電力不足で動作しない事がある。私の持っているバスパワー対応の製品外付けBDドライブの読み込み不可。iPhoneは充電不可でオンオフを繰り返す。
それで、拡張したい場合はセルフパワー対応のUSBハブなどを使って別の電源から電力を補う必要がありそう。
まとめ
デスクトップ型のメイン機があるので、サブ機としてモバイルして使えればいいな程度でしたが、一週間使ってみると想像していたよりも利用シーンが多く驚きでした。
動画の変換など重い負荷のかかる作業には適しませんが、その他の用途であればそれなりに使えるため、自宅でも食卓からベットの中までどこでも使えることに改めて買ってよかったと思いました。
ノート型を含め、デスクトップ型以外のWindows機を自分で購入したのは初めてなので感想の中には「YOGA Tablet 2 with Windows」だから当てはまるというものだけではありませんが、スタンド内蔵で専用キーボードも付いているこの機種だからこそ実現できる魅力もいっぱいありました。
この一週間は移動が少なく自宅などWi-Fi環境下での利用が多かったですが、せっかくSIMフリーモデルを購入しているのでどんどん外でも使ってその便利さを確かめて見たいと感じました。
今後のエントリーでは、上に挙げた各部分をより詳しく扱いたいと考えています。
訂正や追加情報などありましたら、お気軽にコメントで教えていただけると幸いです。
https://sn9-blog.okinawa/matome/yogatab2win
【2015/5/5現在、NTT-X Storeにて数量限定で49980円にて販売中】
コメント
始めまして
2点ほど質問があります。
docomoのMVNO「IIJmio」とはなんでしょうか?
私は現在docomoのiphone5sを使用していますが、そのsimカードは使用できますか?
次に、海外のsimカードはいくつか使用しましたか?
回答宜しくお願いします。
ハロさん、コメントありがとうございます。
①docomoのMVNO「IIJmio」について。
MVNOというのは「Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体サービス事業者)」の略です。自分たちで通信設備を持たず大手の通信会社(今回の場合はdocomo)の回線を一部借りてそれを安い価格で多くの人に再販している企業のことです。
一般に「格安SIM」として知られている通信サービスはこのような企業が提供しているものです。
IIJmioもこの種類のもので、データ通信のみの一番安いプランだと3GBで900円です。
②docomoのiPhone5s用のSIMで使用可能かについて。
docomoの場合、iPhone専用の通信プランとなっているためそのままではdocomo版またはSIMフリー版iPhone以外の通信機器では通信出来ない仕様となっています。
どうしてもiPhone以外で使いたい場合は、ショップでの契約変更にて可能ですが、iPhone向けの割引やキャンペーンが適用されなくなりますし、YOGA Tablet 2では音声通話は使えないためメリットは多くないと思われます。
③海外のSIMカードを使用したかについて。
今のところ海外のSIMカードは使用したことがありません。9月に海外旅行に行く予定があるためその時に新たな情報を共有できればと考えています。
長文になってしまい申し訳ありません(^^;
もし分からない事があれば、またコメントお願いします。
回答ありがとうございます。
一つ質問ですが、音声通話が使えない というのは、スカイプなどが出来ないということでしょうか?
>音声通話が使えない というのは、スカイプなどが出来ないということでしょうか?
説明不足でしたね^^;
050plus・Skype・LINE電話などインターネット回線を経由して行われる通話サービス(VoIPと言われるもの)はもちろん利用可能です。ネットに繋がっていて、利用する端末にマイクとスピーカーがあればWi-Fi版でも行なうことが出来ます。
電波という意味では同じものを使っているので分かりにくいかもしれませんが、多くの人が携帯電話の通話に使っている090/080/070から始まるものは、インターネット回線とは別に取り分けられた電波を使用しています。
例えば、ハロさんのiPhoneで080-ABCD-EFGHという番号を使っているとします。この番号はSIMカードに記録されていて、iPhoneはそれを読み取ってその番号で音声通話の発着信を行ないます。
しかし、スマートフォンと一部のタブレットを除き、(このYOGA Tabletを含め)ほとんどのタブレットでは音声通話には対応していないため、音声通話が出来る契約をしているSIMカードを差しても音声通話が出来ないわけです。
最後にオススメのSIMカードを教えて下さい。
どんな目的で使われるのかによっても変わってきますが、ネットがそれなりに出来るればいいという程度であれば、格安SIMを入れて使っても十分満足出来ると思います。
現在、私が使用している格安SIMは「IIJmio」と「DMM mobile」です。
価格面で特におすすめしているのは「DMM mobile」で、全プラン業界最安値を謳っています。私のブログでもこちらの記事で扱っていますので、参考にされてください。
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
付属ACアダプタ以外だと充電が遅い若しくは出来ない件ですが、当方も同じ状況になりました。
Lenovoのtabを数多く持っている友人に尋ねたところ、Lenovoの付属アダプタの出力電圧は5.2Vであることが多いため、通常のアダプタは使えないことが良くあるそうです。
自分の付属ACアダプタを確認すると5.2V出力でした。自宅と職場で使いたいのに不便です…
さえないおっちゃん さん、はじめまして^^
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。5.2Vで出力できるACアダプタ、モバイルバッテリーがほぼなくて…
電池持ちがいいので、充電し忘れがなければ今の使い方ではそれほど問題にはなっていないですが。
ただ、出先でも手軽に充電できるに越したことははいので手持ちのACアダプタ・モバイルバッテリー・ケーブルを組み合わせたりして検証中です。